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院長コラム ちょっと得する目の話

疲れ目と眼精疲労

今回は疲れ目と眼精疲労のお話です。

『疲れ目』と『眼精疲労』のちがい

普段の生活の中や仕事の途中で、目がしょぼしょぼしたり、瞼がひくひくしたり、あるいは文字がかすんだりすると巷では「目が疲れた」とよく言いますね。
「もしかしてそれは眼精疲労では?」などと周りから言われたことありませんか?
自分では、「目を使いすぎたから、ただ目が疲れただけだよ・・・」と思っていますが、『眼精疲労』などと言われると「それって目の病気?」と思って心配になりそうです。
では、『疲れ目』と『眼精疲労』の違いはなんでしょう。両者の違いは重症度による違いです。

『疲れ目』は『眼疲労』とも言いますが、通常一晩ぐっすり寝れば症状がなくなり治ってしまう軽症のものです。

『眼精疲労』はより重症なものです。自覚症状は目の充血や痛み・かすみ・視力低下・頭痛などが主で、眠ったり休憩をとってもなかなか回復せず、軽快したと思ってもすぐ症状が再発します。
ひどい場合は頭痛や吐き気を感じたりします。更には胃痛や食欲不振、便秘と言った目とは関係ない部位の不調も生じることがあります。

一晩ぐっすり休んでもなかなか症状が改善されなければ、『眼精疲労』と判断されます。目の使いすぎ以外にも様々な原因があり、その対処が必要です。次回は原因と対策についてお話します。

「目が点になる」について

今回は慣用句の「目が点になる」についてお話します。

人は驚くと瞼を大きく見開き瞳孔が広り、茶目の中心にある黒目の比率が多くなって点のよう見えることから「目が点になる」という表現が生まれました。

では、実際に人が驚いて「目が点になる」状態のとき何が体に起きているのでしょうか。
そのメカニズムを探ってみましょう。

人は驚くと、交感神経が働き、瞼を動かす筋肉が刺激され、自然と目を大きく見開くようになります。
まず驚くという状況は危機的な状況です。
そのため、体が臨戦態勢になり、何が起きているのか情報を少しでも集めようと瞼や瞳孔が大きく開くのです。

つまり驚くと身の危険を感じ脳が活性化し、対象物をよく認識できるようになっているのですね。

これが「目が点になる」メカニズムです。誰かがびっくりした時に確認してみてください。

目の機能を助ける食物は?

ビタミンB群には目の機能を有効に働かせる役割を有するものが多く含まれています。
ビタミンB1やB12は、視神経の働きを高め視力の低下によいとされています(豚肉、サバ、玄米など)。ビタミンB2は、目の充血を解消し、視力の回復に(レバーや納豆、海苔など)、ビタミンB6は目の調節機能に必要とされています(大豆、牛乳、鮭)。その他のビタミンのうち、ビタミンAは目の毛様体の筋肉の弾力性を復活させ、疲れ目・かすみ目の症状を緩和させるそうです(緑黄色野菜)。

そして、ブルーベリーで有名なアントシアニンには「抗酸化作用」があり、白内障や加齢黄斑変性症を防ぐ効果があるといわれています。

またルテインは接種した人とそうでない人とを比較した際に加齢黄斑変性症の発症率に差があったと証明されています。ルテイン含有の薬剤は加齢黄斑変性症の予防薬に位置づけられ、医療機関でしか手に入らないものがあります。

食生活に恵まれた日本では、通常の食を摂取していればそれぞれが不足することがないと思われますが、サプリメントなどで積極的に摂取することでより目の機能がスムーズになるかも知れませんね。院長もサプリメントは積極的に飲んでいます。

赤ちゃん、子供の目について

赤ちゃんはどれくらい見えているのでしょうか?
生れて間もない新生児の眼球は大人の2/3、黒目の直径は大人の80%もあります。・・ですから、赤ちゃんの眼が大きいと感じるのですね。

赤ちゃんは生後1カ月で0.03、3カ月で0.05、6カ月で0.1-0.2、1歳で0.1-0.4と考えられています。・・3歳になる0.8-1.0の視力を確認することが出来ます。4歳半ぐらいからは、ほぼ大人と同じ視力(1.0-1.2)になっています。実は、網膜の中心構造が完成するのもおなじ4歳ごろと言われています。

基本的に幼い子供は遠視です。特に乳幼児はかなり強い遠視です。なのに、ハイハイしながら落ちている小さなゴミを見つけるのが上手ですね。きっとピントを合わせる力(調節力)がすごいのでしょう。

つまり、子供の眼の発達で非常に大事な時期は、生後3-5カ月の乳児期、3-5歳の幼小児期なのです。

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